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 『センス オブ ワンダー』


3月4月の慌しさからホッとひと息、 空気も緩み、のんびり散歩など 楽しみたい季節になりました。 なかでも小さな子どもたちとのお散歩は 大人のそれとは少し違って 立ち止まったり、しゃがんでみたり なかなか先へは進みません。 「今日はねこさんこないね」 「きいろいお花かわいいね」 「空に2こ、線がある!」 「かさおばけがいる。こわーい」 目に入るもの触れるもの、次々と興味を示し

すぐに夢中になります。 そんな時、そばにいる私たち大人は 何かを無理矢理教えるのではなく ただ共感し、ともに楽しめばいいと 教えてくれているのが、 作家であり生物学者でもある レイチェル カーソンの 「センス オブ ワンダー」です。 レイチェル カーソンは 1960年代アメリカで 農薬による環境問題をいち早く指摘した 「沈黙の春」の著者としても有名です。 子どもたちがみな生まれながらに持っている センス オブ ワンダー (神秘さや不思議さに目を見はる感性)

の素晴らしさを伝えています。 これに触れた時、 私たちもかつて感じていたセンスオブワンダーを 思い出し、子どもたちと共に

感動を分かち合うことができます。

・「知る」ことは「感じる」ことの半分も 重要ではない。 ・地球の美しさと神秘さを感じ取れる人は 人生に飽きて疲れたり、孤独に苛まれることは ないでしょう。 レイチェルの言葉の数々に触れてから 自然の中へ出かけてみると また新たな出会いや発見があるかも知れません。

            学科研究室 平野


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