12月15日(日)に、本学の体育館で開催された「第1回宮城県学生ボッチャ大会」(主催 宮城県ボッチャ協会、協力 仙台白百合女子大学)に、子ども教育学科1年生の有志4名が参加しました。
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります(一般社団法人日本ボッチャ協会HP http://www.japan-boccia.net/howto.htmlより引用)。
今回の学生大会は、①パラリンピックスポーツとしての「ボッチャ」を、誰でも参加できる大会(インクルーシブ大会)として実施し、競技の普及や学生の競技力の向上を目指すとともに、障害者スポーツの理解を深める。②簡単にプレーできて、スポーツとしての面白さもあるこの競技の特性を生かして、普段関わることない他大学他学部や短期大学、専門学校の学生との親睦を深めることを目的とし、4大学、1専門学校の学生13チームが大会に参加し、3対3のチーム戦が行われました。
参加した本学の学生は、ほぼ初心者でしたが、楽しみながら参加する事ができていました。優勝した他大学のチームは、チーム戦としての戦略があり、試合を見ているだけでも十分楽しめました。第1回大会という事でしたので、参加した学生は、練習を重ねて来年も参加したいと意気込んでいました。
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