4月12日 八木孝憲
入学式やオリエンテーションではキャンパスのサクラが奇麗に咲いていましたね。あまり知られていませんが、2018年に私の故郷の紀伊半島南部で、サクラの新種が発見されたのです。それは「クマノザクラ」と命名され、1915年のオオシマザクラが発見・命名されてからなんと約100年ぶりのことでした!
実家の裏にもクマノザクラが咲いていますが、昔から当たり前にある樹がまさか新種だなんて誰も想像しなかったですし、毎年「あー奇麗だなぁ~」と眺めて終わっていました。今では芽吹いてから散るまで、その経過を父が大切に写真で記録しています。
このサクラの話題に限らず、日常ではあまり気に留めていなかったり見ていなかったり・・・のなかに、実は新たな発見や感動があったりするものです。様々なことに興味関心を持ち変化を見逃さない観察力は、保育・教育の実践において必須となります。皆さんが毎日顔を合わせている友達や先生の顔をじーっと観察してみてください、どこかこれまでと違った印象を受けて何か面白い気づきがあるかもしれませんよ。
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