新しい年をいかがお過ごしでしょうか。
少し前のことになりますが、岡ゼミでは名取市立閖上小中学校を訪問してきました。義務教育学校としての実践や防災教育の取り組みに関する説明や見学を通じて、学校への理解を深めることができました。ご協力いただいた閖上小中学校の皆様に深く感謝申し上げます。
以下、ゼミ生の感想を紹介します。
「実際に閖上小中学校を訪問し、学校全体が見渡すことができ、児童の様子を確認しやすく防災時の工夫を感じました。防災教育だけでなく授業内容でも地域の方々と連携し、充実した教育を行っていることを理解しました。
学年を超えて先生方が情報共有し、学習面や生活面の充実を図り、初任の先生にも考慮した学校の取り組みがあることを学ぶことができました。」
「今回私は閖上小中学校を訪問し、学校の構造やチャイム等が公立の小学校・中学校と違うこと、義務教育学校だからこその繋がりなどを聞くことができました。また東日本大震災で津波の被害があった地区だからこその学習や地域の取り組みがあるということがわかりました。これからは公立・私立の違いだけでなく、義務教育学校についても調べていきたいと思いました。」
「今回このような研修を通して、学校という組織は様々な人が関わり成り立っているということを再認識できました。先生方のほかに地域の人や専門家の力も借り、試行錯誤しながら『みんなで学校を造る』という熱意がとてもよく伝わってきました。旧閖上小学校・中学校で起こった悲劇を二度と繰り返さないよう建物の作りの工夫や備蓄の管理、地域の方々にも周知の非常階段など細かい配慮がなされていて安心できる場所でした。校内の雰囲気もとても良く、見学できて本当に良かったです。ありがとうございました。」
「建物の造りでは、廊下にある掲示物からも他学年の活動の姿がよくみえ、異学年交流が行いやすい様に感じました。また、防災や防犯の点から工夫されている備蓄倉庫等を実際に見ることができました。
今回の訪問で、下調べで気になった閖上小中学校の独自科目や防災教育等について、直接観察と質問を通じて理解を深めることができ、地域の方々との交流を大切にしながら行っていることを理解しました。」
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