人間発達学科初等教育コースの1年生、2年生、3年生が参加する小学校教育実習説明会が行われました。
説明会の前半では、3年生が教育実習の経験を報告し、これから教育実習を迎える1・2年生に助言やアドバイスを提供しました。後半では、教育実習の手続きや注意事項に関する説明が行われました。
短い時間でしたが、3年生の皆さんは、発表・報告という形で教育実習を客観的に振り返ることで、新たな意義や価値を見出すことができました。2年生と1年生の皆さんは、3年生から沢山のアドバイスや意見をもらい、教育実習に関するイメージと要領をより深く理解することができ、小学校教師に向かって更なる重要な一歩を踏み出しました。参加者の皆さんから以下の感想がありました。(一部抜粋)
3年生:
・教育実習説明会、大変楽しかったです。自分の経験したこと、感じたこと等が後輩の皆さんの助けになればいいなと思い、発表させていただきました。頷いてこちらを見ながら聞いてくれたり、メモをとってくれたりとこちらも発表したかいがあったなと思います。このような機会を設けて下さり、ありがとうございました。
・説明会を通して、自治体によって制度が違うと感じました。学校によっての取り組みの違い、同じコースの学生の経験を聞けてとても刺激になりました。今後はこの実習の経験を就職活動に生かしていきたいと感じました。また、後輩には自分のようなミスをしないで自信を持って教育実習に取り組んでいってほしいと思いました。
2年生:
・昨年に続き、教育実習説明会に参加させていただき、今年の自分たちの教育実習への期待をさらに高めることができました。もちろん、まだまだ不安もありますが、先輩方のお話を聴き、自分の不安だと思っていたことや、疑問に思っていたことを、少し解決することができて、実習への楽しみが高まりました。自分が実習に行くまでに準備を沢山したいし、来年の報告会で、後輩たちの参考になるような話ができるように沢山のことを吸収して帰ってきたいです。
・教育実習について、3年生の先輩は、日誌や指導案作成にとても苦労をした半面、実践の幅を広げることや実際の子どもの姿を見ることができる貴重な機会であったとお話しされていました。教育実習は現場を知り、体験することを通して自分自身の学び、スキルを深める場であると理解しました。有意義な場にできるように事前準備、人としての成長(挨拶、話し方、知識等)をしていきたいと思います。
1年生:
・お話を聞き、実習に参加する時は「学生」としてではなく、「先生」の一人として見られることが分かりました。私はまだ実習に参加したことがないのですが、実習では、実習生として現場の先生から多くの事を吸収しながら、子供達の前では先生として振舞っていなければならないことを学びました。また、お時間があれば是非とも先輩方に「限りある時間の中で、子供達との関係を深めるためにいつ、なにをしたか」を聞きたいと思っていました。
・教育実習説明会に参加をして、教育実習の詳しい内容や先輩方の経験を聞き初めて知る内容も多くありました。授業を行うときにあると便利なグッズはこれからの模擬授業などで使えると思うで、今日学んだことを活かせるように頑張りたいです。またこれから行われる一日観察実習で、子どもの様子や板書の仕方など重点的に見てきたい部分を見つけられました。本実習に向けて日々の学びを大切にしていきたいです。
・説明を聞いていて、自分にこんなハードスケジュールな実習期間を無事に過ごすことが出来るかとても不安に感じましたが、同時に、楽しそうに話してくれた先輩たちのようになれるかなと思いました。どんどん実習に向けての実感が湧いてきて緊張と楽しみが交わっていますが、今は自分のやるべきことを忘れず頑張りたいです。
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