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授業紹介 1年「保育者論」 保育者としてのキャリアを考えよう

皆さん、こんにちは。まもなく7月も終わりますね。今春入学した1年生は、前期末を迎え、初めての期末試験やレポート課題に取り組んでいます。

1年生の前期の時間割は、建学の精神や語学、教養科目等の学部共通科目の授業が大半になりますが、今日は数少ない子ども教育学科の専門科目の授業の様子を紹介します。

1年次前期開講の「保育者論」は、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格を取得するための専門科目です。この授業では、教職・保育職の意義や保育者(幼稚園教諭・保育士・保育教諭)の役割・資質能力・職務内容等について考え、理解するために、保育職の選択、保育者の役割、制度、専門性、協働などについて講義を行ってきました。前期授業のまとめとして、学生自身に保育者としてのキャリア形成を考えてもらうために、グループワークを行っています。

2回続きの授業で、1回目では、独立行政法人労働政策研究・研修機構による「キャリアシミュレーションプログラム」(人生ゲームのようなすごろく形式のゲーム)を実施し、大学を卒業後約10年間(30歳くらいまで)の就職先での職業生活を体験してもらいました。その後2回目の授業では、学生自身で、保育者版のすごろくを作成してもらいました。1年生ということで、学生が持っている卒業後10年程度のイメージは曖昧であることから、授業では、保育現場での1年間(4月から3月まで)を想定して、すごろくを作成してもらいました。学生は和気あいあいとした雰囲気の中で、楽しみながら、活動に参加してくれました。

以下は、授業後の学生の感想の一部です。

「自分たちで保育者になった後の1年を想像してすごろくを作り、意外と難しかったですが、みんなで案を出し合い1年間のすごろくを完成できました。沢山の行事が見つかって、保育所で働くのは楽しそうだと改めて思いました。」

「保育園の1年間の行事を考えながら、グループで作ることが出来ました。これから子どもとどのように関わったらいいのかを学んで色々な行事を成功させられるように考えていきたいと思います。」

まだ専門的な学びは始まったばかりの1年次の学生ですが、自分たちの卒業後を考える良い機会になったようです。



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